いつもの朝だったのに 孫の靴を手に「なぜ」 送迎バス5歳児死亡

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倉掛冬生ちゃんが事件当日に履いていた靴を手にする祖父=福岡県中間市で2021年11月8日、津村豊和撮影
倉掛冬生ちゃんが事件当日に履いていた靴を手にする祖父=福岡県中間市で2021年11月8日、津村豊和撮影

 福岡県中間市の双葉保育園で7月に送迎バス内に取り残された園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)が熱中症で死亡した事件で、冬生ちゃんの祖父(68)が毎日新聞の取材に応じた。事件から3カ月あまりの8日に冬生ちゃんがあの日身に着けていた体操着や靴、保育園のバッグなどが県警から戻ってきた。「なんでこんなことに」。祖父は小さな靴をいとおしそうに見つめ、両手で包み込んだ。

 事件の約1年半前から冬生ちゃんと母、兄(12)の3人が実家に移り、4人で暮らしてきた。冬生ちゃんは生まれつき身長が低く、薬で治療していたが、最近は体も大きくなり安心していた。とても活発で、兄と庭でサッカーをしたり、時々兄をけんかで負かしたりもしていた。アニメ「鬼滅の刃」が好きで、よく登場人物になりきって遊んでいた。

 「あんなに小さいのに…

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