不妊治療の着床前検査、対象を三つに限定 日産婦倫理委

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着床前検査の流れ
着床前検査の流れ

 体外受精させた受精卵の全染色体を調べて異常のないものを母胎に戻す「着床前検査」を不妊治療に用いることについて、日本産科婦人科学会(日産婦)の倫理委員会は10日、検査の対象を「反復流産を経験した場合」など三つに限定する案を発表した。今後広く意見を募集し、日産婦総会での承認を経て、年明けにも運用が始まる見通し。

 日産婦はこれまで、一般診療としての着床前検査を認めてこなかったが、有効性や安全性を調べる大規模臨床研究を2020年から開始。正常な受精卵が見つかれば、流産率や妊娠率の改善に一定の効果があるとして、10月、条件付きで容認すると表明した。

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