永瀬が鮮やかに2勝目、1敗守り藤井を追う 広瀬は4敗で陥落
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永瀬は前期の挑戦者、広瀬は前々期の挑戦者である。いずれも渡辺明王将に挑み、永瀬は2勝4敗、広瀬は3勝4敗で敗退した。内容的には接戦のシリーズだったが、それぞれタイトル奪取はならず、渡辺は3連覇。ほんの少しの差が明暗を分けるのはこの世界の常だが、歴史を振り返ると、近い時期に再び挑戦者として名乗りを上げるのは難しいこともまた事実だ。
今期王将戦リーグでは、広瀬は最終局が抜け番。そのため対局の消化が早く、本局が自身の最終局になる。ここまで2勝3敗。前期は順位1位で参加して3勝3敗。4位で残留を果たすことができたが、今期は順位4位のため、勝って3勝3敗になっても残留は保証されない。前期の藤井聡太王位は3位から3勝3敗で陥落した。
しかし、広瀬はここで敗れて2勝4敗になると、糸谷哲郎八段に続いて陥落が決まってしまう。3敗目を喫した時から「厳しいかもしれないが、勝って残留を目指す戦いになった」と話していたが、その後の糸谷戦で2勝目を挙げて、本局に運命を託す形になった広瀬。どんな勝負に出たのか。【山村英樹】=▲が先手、△が後手
第71期ALSOK杯王将戦リーグ4回戦
2021年11月9日
持ち時間各4時間
場所・将棋会館
▲永瀬拓矢王座(1勝1敗)
△広瀬章人八段(2勝3敗)
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