瀬戸内寂聴さんの言葉「人間は自由」「平和は憲法9条のおかげ」

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新著「寂聴 九十七歳の遺言」出版の記者会見で笑顔を見せる瀬戸内寂聴さん=京都市右京区で2019年11月14日、小松雄介撮影
新著「寂聴 九十七歳の遺言」出版の記者会見で笑顔を見せる瀬戸内寂聴さん=京都市右京区で2019年11月14日、小松雄介撮影

作家、瀬戸内寂聴さんのことば(本紙掲載から)

 ◆宇野千代さん(作家)が数えで95歳になられるんですけど「私、死なないような気がするの」とおっしゃるのね。宇野さんは、92歳の時、100枚も書いた小説が自分で面白くないといって全部破棄して初めからやり直されたんです。すごい方ね。(1992年6月掲載=作家の石牟礼道子さんとの対談で)

 ◆私は今までに、伊藤野枝をはじめ自由を求めて権力と闘った人たちの伝記を書いてきた。人間は自由でなければならない、という思想をもっているからです……。自由を束縛されている人に対して、私たちは無感動であってはならない。自分さえ幸福であれば、というのは今の日本人の一番よくない考え。(92年7月掲載=91年にノーベル平和賞を受賞したミャンマーのアウンサンスーチーさんが軍政権により自宅軟禁されて3年たつの…

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