現存する最古の国産乗用車 製作者の足跡たどる企画展 福岡・芦屋

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現存する日本最古の国産乗用車「アロー号」=福岡県芦屋町で2021年11月10日午前10時45分、奥田伸一撮影
現存する日本最古の国産乗用車「アロー号」=福岡県芦屋町で2021年11月10日午前10時45分、奥田伸一撮影

 福岡県芦屋町出身で、現存する最古の国産乗用車「アロー号」を製作した矢野倖一(こういち)氏(1892~1975年)の足跡をたどる「矢野倖一展―探究心と技術者の魂」が、同町の芦屋歴史の里で開かれている。福岡市博物館が常設展示しているアロー号を期間限定で借りて展示している他、矢野氏が手掛けたエンジンなど計150点が並んでいる。

 矢野氏は幼い頃から無類の機械好きで、福岡市の県立福岡工業学校(現・福岡工業高校)に進学。在学中に新聞社主催の模型飛行機製作大会で最優秀賞を受賞し、それを知った実業家に口説かれ、自動車の勉強を始めた。卒業後も福岡にとどまり、1916年にアロー号を完成させた。

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