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紀伊半島豪雨10年

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紀伊半島豪雨10年

被災の水車、水音再び 老舗温泉旅館の名物 常連の声で復活 十津川 /奈良

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復活した湖泉閣吉乃屋の名物水車と館主の植村賢一さん=十津川村で2021年9月21日午前10時58分、吉川雄飛撮影
復活した湖泉閣吉乃屋の名物水車と館主の植村賢一さん=十津川村で2021年9月21日午前10時58分、吉川雄飛撮影

 2011年の紀伊半島豪雨で壊れ、動かなくなっていた十津川村の老舗温泉旅館の名物水車が今年9月、復活した。常連が中心となって「復興の象徴に」と呼びかけ、実現させた。湯をたたく「バシャン」という音を発しながら、10年ぶりに水車が回り出した。【吉川雄飛】

 二津野ダム湖の湖畔に建つ1924年創業「湖泉閣吉乃屋」(十津川村平谷)の露天風呂に水車はある。直径約1・6メートル。50年ほど前に先代の館主が設置した。ダム湖と山々を望め、湯の重みで回る水車の音を感じながら入る温泉は風情があり、人気だった。

 ところが紀伊半島豪雨でダム湖が氾濫。名物の水車も泥水につかり、動かなくなった。

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