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台湾海峡緊張

中国と台湾の対立が先鋭化しています。日米をはじめ、ASEANや欧州も巻き込んだ対立の行方は。

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台湾、中国からの「グレーゾーン」攻撃を警戒 対策強化へ

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台湾の蔡英文総統=米ニューヨークで2019年7月12日、隅俊之撮影
台湾の蔡英文総統=米ニューヨークで2019年7月12日、隅俊之撮影

 台湾の蔡英文政権が、サイバー攻撃や台湾海峡周辺での軍事的な活動、フェイク(偽)ニュースの拡散など武力攻撃とは判断できない「グレーゾーン事態」への警戒を強めている。台湾軍は、中国の習近平指導部が台湾社会を混乱に陥らせ、「戦わずして台湾を勝ち取る」ことを狙っているとみている。

 台湾国防部(国防省)が発表した2021年版の国防報告書によると、19年~21年8月、中国からのサイバー攻撃とみられる異常なアクセス数は14億回を超えた。国防部は7月、政府や軍の関係者、与野党幹部らが利用する無料通話アプリ「LINE(ライン)」のアカウントがハッキング被害に遭ったと発表している。

 中国がサイバー攻撃によって中枢機能の破壊を試みる可能性があり、台湾当局は対策を強化する方針だ。

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