全線開通しなかった「幻の鉄道」に熱視線 島根で全国サミット
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全線開通に至らなかった「幻の鉄道」の遺構の活用策を探る「全国未成線サミット」(実行委員会主催)が13日、島根県浜田市で開かれ、未成線や廃線が残る地域でまちづくりなどに取り組む全国の6団体が活動事例を報告した。翌14日は、浜田と広島を結ぶため戦前と戦後に2度着工されながら完成しなかった「広浜(こうひん)鉄道今福線」の遺構を巡るツアーがあり、県内外の約80人が熱心に見学した。
サミットは2017年に奈良県五條市、18年に福岡県赤村で開かれ、今回が3回目。初日は浜田市黒川町の石央文化ホールで鉄道ファンら約250人が参加し、岩日(がんにち)北線(山口県岩国市)や油須原(ゆすばる)線(赤村)など6線の活動報告を聞いた。
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