連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

人工肛門、隠さなくていい がん手術後の生活を漫画に 内田春菊さん 62歳

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
内田春菊さん=東京都千代田区で2021年11月5日、岸達也撮影
内田春菊さん=東京都千代田区で2021年11月5日、岸達也撮影

 漫画家や小説家、俳優や歌手と幅広い活躍で知られる内田春菊さん(62)。大腸がんを患い、ストーマと呼ばれる人工肛門で暮らす日々を漫画で驚くほど赤裸々に描いている。なぜ発信を続けているのだろうか。

 「大腸がんの手術から5年ということで先日、検査を受けたんです。その時に、大腸にポリープが見つかって、今は精密検査の結果待ち。がんって、術後も検査が続くから一喜一憂の日々が続くのよ」。内田さんは、初対面の記者に、近況をさらっと明かした。

 がんが見つかったのは、2015年末。糖質制限ダイエットを始めたら便秘になったので、クリニックにかかったところ、大病院で精密検査を受けることに。がんが見つかり、すぐに抗がん剤治療を始めたが、翌16年4月、患部の摘出手術を受け、ストーマを作ったという。

 ストーマとは、がんなどで大腸を切除するなどして肛門からの排せつが難しくなった場合、腹部の前面に腸を引っ張り出す形で人工的に設ける腸の出口のことだ。ここに、パウチと呼ばれる袋を取り付け、排せつ物を一時的にためることができるようにする。直腸のように排せつを調整する働きがないので、排せつ物がたまったら捨てる。

 「私は医師に患部の摘出で済むのか摘出に加えて永久的に使うストーマを作るべきなのか、最後の判断を任せる形で手術を受けました。…

この記事は有料記事です。

残り2374文字(全文2929文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集