EU、ベラルーシ制裁拡大で合意 難民・移民の「不法入国を促した」

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ポーランドとの国境に向かう移民たち=ベラルーシ西部で2021年11月15日、ベルタ通信AP
ポーランドとの国境に向かう移民たち=ベラルーシ西部で2021年11月15日、ベルタ通信AP

 欧州連合(EU)は15日、ベラルーシが意図的に中東からの難民・移民をEU加盟国のポーランドなどに送り込んでいるとして、ベラルーシに対する制裁を拡大する方針を決めた。この日の外相会合で合意した。難民・移民の移動に関与しているとみられる航空会社や旅行業者を新たに制裁対象に含める方針で、数日以内に確定する。

 今回の問題に対応するため、EUは制裁の仕組みを変更。ボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)は会合後の記者会見で「移民らの悪用に加担し、(EU側への)不法入国を促した責任者を制裁対象とすることができるようになった」と語った。

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