木下都議、見えぬ政治活動 議会に批判4000件「すさまじい怒り」

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報道陣の取材に応じる木下富美子都議=東京都新宿区の都議会で2021年11月9日午後0時13分、黒川晋史撮影
報道陣の取材に応じる木下富美子都議=東京都新宿区の都議会で2021年11月9日午後0時13分、黒川晋史撮影

 7月の東京都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反容疑などで警視庁に書類送検された木下富美子都議(55)を巡り、都議会で混乱が続いている。2度の辞職勧告決議を受けながら、議員を続ける構えの木下氏。ところが周辺を取材しても、木下氏の政治活動の実態は見えてこない。都議会は18日の議会運営委員会で改めて木下氏の姿勢をただす方針だが、識者からは「空転が続けば、批判は都議会そのものに向けられる」との指摘も。今回の問題、どのように決着するのだろうか。【斎川瞳、黒川晋史、伊藤直孝】

「いつでも相談できる都議」のはずが

 木下氏は大手広告代理店に27年間勤務した後、2017年の都議選で板橋区選挙区から地域政党「都民ファーストの会」の公認として立候補し、約3万9000票を得てトップ当選した。今年7月4日投開票の都議選でも小池百合子都知事らの応援を受けて再選を果たしたが、当選直後、選挙期間中に無免許運転で事故を起こし、男女にけがをさせながら逃走していた疑いが判明。同会から除名され、7月と9月に都議会から辞職勧告決議を受けた。

 「2度の決議を大変重く受け止めているが、続けてほしいという声があるのも事実」。…

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