広島に3度の日本一 貧しさからはい上がった勝負師 古葉さん死去

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古葉竹識氏=2011年7月15日、吉見裕都撮影
古葉竹識氏=2011年7月15日、吉見裕都撮影

 プロ野球の広島、大洋で監督を務めた古葉竹識さんが12日に亡くなった。広島を3度の日本一に導いただけでなく、東京国際大の監督も務めるなど、アマチュア球界にも大きな足跡を残した。

 「天と地がひっくり返った」。1975年10月16日、毎日新聞紙面はカープ初優勝の驚きをこんな表現で伝えた。常勝巨人が最下位に沈み、それまで3年連続最下位の赤ヘルが起こした奇跡。快挙をもたらしたのが、古葉さんだった。

 古葉さんは試合中、選手やコーチがミスを犯すと、その場で激しく叱責した。「できる選手だからボロクソに言うんだ。(当時の看板選手の)山本浩二や衣笠(祥雄、故人)でも同じ。ゲーム中の集中力をそうやって養っておくと、競り合った時に本当の強さになって出てくる」と力説したという。

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