- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

広島カープ黄金時代を築いた古葉竹識元監督(85)が亡くなった。リーグ優勝4回、日本一には3回導いた名将の訃報に、関係者からは惜しむ声が上がった。【小山美砂、山本尚美】
カープのかつての本拠地・旧広島市民球場(中区)の向かい側にあった喫茶「マリーナ」の元店主、中川公一郎さん(62)=南区=は、「今の私があるのは、紛れもなく古葉さんのおかげ。感謝しかない」と悼んだ。
東京から一家で広島に移り住んだ1978年、母満子さんがマリーナを開店した。まもなく古葉さんら球団関係者が通うようになり、「巨人ファンだった」という中川さんもカープファンに。球場で見せる厳しい表情とは違い、会えば決まって両手で握手を求め、物腰柔らかな人という印象を受けた。「実績はさることながら、ダンディーでオーラもある。その人柄でもファンの心を捉えたのだろう」と振り返る。
この記事は有料記事です。
残り1025文字(全文1395文字)