ケージフリー卵100%に 群馬・伊香保の旅館、27年までに切り替え
毎日新聞
2021/11/17 12:15(最終更新 11/17 12:15)
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伊香保温泉(群馬県渋川市)の旅館「ホテル松本楼」は、食事に提供する卵を2027年までにケージフリー(平飼いや放牧)の鶏のものに100%切り替えると発表した。同旅館によると、外資系を中心にホテル業界ではケージフリーの動きが出ているが、国内の旅館での取り組みは極めて珍しいという。【増田勝彦】
環境に優しい宿目指し 地元生産者に呼び掛け
若おかみの松本由起さんによると、松本楼では乳幼児連れや高齢者、アレルギーで食事に注意が必要な人、障害を持つ人などでも安心して楽しめる宿作りをするとともに、地産地消やフードロスの削減など環境への負荷を減らす活動にも取り組んでいる。
20年4月には、環境負荷低減、地元食材の使用率向上などSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた宣言書を発表。コロナ禍で休業となった同年4、5月には全従業員がSDGsについての研修を続けた。
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