特集

都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

特集一覧

もっと社会人野球2021都市対抗

/3 大阪ガス・末包昇大が描くアーチ 3年目で覚醒した理由

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
末包昇大(右)の打撃練習を見守る倉重友二コーチ=兵庫県西宮市の大阪ガス今津グラウンドで2021年11月12日午後1時10分、伝田賢史撮影
末包昇大(右)の打撃練習を見守る倉重友二コーチ=兵庫県西宮市の大阪ガス今津グラウンドで2021年11月12日午後1時10分、伝田賢史撮影

 11月28日開幕の第92回都市対抗野球大会。出場全32チームの魅力を担当記者が伝えます。32回連載の3回目は大阪市・大阪ガス。プロ野球に進むスラッガーの成長の日々を追いました。<次回は20日公開予定>

二人三脚の日々

 今夏の日本選手権を制した大阪ガス。入社3年目の4番・末包(すえかね)昇大(25)の打撃練習は、好打者ぞろいの中でもひときわ目をひく。気持ちよさそうに柵越えを連発するスイングの鋭さと飛距離は群を抜いている。プロ野球・広島からドラフト6位指名された末包に、練習を見守る倉重友二コーチ(38)は「プロでも十分戦えます」と太鼓判を押す。大学時代は控え選手だった末包を、社会人屈指の強打者へと育てた。

 末包の持ち味は、187センチ、100キロの体格から繰り出す鋭い当たりだ。今夏の日本選手権では打率4割5分、7打点の活躍で、2年ぶりに開催された大会の連覇に貢献した。9月の都市対抗近畿2次予選でも打率3割8厘と好調をキープ。2回戦で対戦した難敵・日本生命戦では試合を決定づける満塁本塁打を放ち、チームを第1代表に導く立役者となった。

 今年に入って、秘めていた才能が突然、花開いたかのようだ。末包は「日本選手権から、ずっと調子を落とさずにきています」と充実した表情を見せる。

 2019年の入社当初は本人が「苦労しかなかった」と振り返る通り、走攻守すべての面で社会人野球の壁にぶつかった。東洋大時代も代打や守備固めの起用が多く、レギュラー選手だったわけではない。一発長打の魅力を買われて入社したものの、1年目は2大大会の出場はゼロ。チームが初優勝した日本選手権でも、ベンチから歓喜の輪に加わった。

 「遠くに…

この記事は有料記事です。

残り1515文字(全文2220文字)

【都市対抗野球2021】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集