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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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「投票したかった」 北欧在住女性、衆院選の郵便投票用紙が届かず

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2006年の公選法改正で衆参両院の選挙区も在外投票ができるようになった。写真は当時、参院選の在外公館投票に備え、準備をする在上海日本総領事館の職員たち=中国・上海で2007年7月12日、大谷麻由美撮影
2006年の公選法改正で衆参両院の選挙区も在外投票ができるようになった。写真は当時、参院選の在外公館投票に備え、準備をする在上海日本総領事館の職員たち=中国・上海で2007年7月12日、大谷麻由美撮影

 「海外に住んでいても母国を良くしたいと思う気持ちは同じ。環境問題や選択的夫婦別姓に関心があり、絶対に投票したいと思っていた。間に合わなくて残念です」。フィンランド中部の都市、オウルに住む女性(37)=神奈川県逗子市出身=は、ビデオ通話での取材にそう悔しさをにじませた。

 衆院選に投票するため、女性は9月16日に同市の選挙管理委員会宛てに投票用紙の請求書など必要書類を送付。まもなく選管から投票用紙が発送されたが、いくら待っても自宅に届かなかった。公示日が過ぎ、焦りを感じていた10月20日。フィンランド税関からの手紙で、…

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【第49回衆院選】

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