香川県庁舎が国重要文化財に モダニズム建築、丹下健三氏の代表作

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県庁東館は1階部分が壁のない「ピロティ」となっている=香川県高松市番町4で2021年9月7日午後2時19分、西本紗保美撮影
県庁東館は1階部分が壁のない「ピロティ」となっている=香川県高松市番町4で2021年9月7日午後2時19分、西本紗保美撮影

 国の文化審議会は19日、香川県庁舎旧本館・東館(高松市番町4)を重要文化財(建造物)に指定するよう末松信介文部科学相に答申した。世界的な建築家の丹下健三氏の代表作で、日本の伝統的木造建築をコンクリート造りに取り入れたモダニズム建築による表現が高く評価された。県によると、戦後に建てられた国内の庁舎建築が重要文化財に指定されるのは今回が初めて。

 県庁旧本館は地上8階建て、東館は同3階建てで、いずれも鉄筋コンクリート造りで1958年に完成した。柱や梁、ひさしの配置が、「五重塔」などの木造建築様式に似ているのが特徴。1階部分は県民が自由に出入りできるように壁のない「ピロティ」やロビーの構造となっており、文化庁から「民主主義の精神を体現した戦後の庁舎建築の典型として、歴史的価値が高い」と評価された。

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