- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

投打の「二刀流」を進化させ、米球界の歴史を塗り替えた大谷翔平が最高の栄誉を手にした。打っても投げても走ってもリーグ屈指の成績という誰もまねできない離れ業をやってのけ、文句なしのMVP受賞となった。
メジャー4年目の今季、特に躍進したのは打撃だ。一時は両リーグトップを独走した本塁打数はリーグ3位の46本をマーク。これまでの自己最多は日本ハム時代の2016年とア・リーグの新人王に選ばれた18年の22本で、一気に倍増した。日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来となる100打点も達成した。
好成績の一因は打席数の増加にある。今季は初めて投打同時出場を解禁し、昨季までは休養日だった登板日の前日と翌日も打者としてプレー。全162試合中、打者では155試合に出場して639打席に立ち、日本時代を含めて初の規定打席(502)到達となった。
この記事は有料記事です。
残り756文字(全文1126文字)