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北京オリンピック2022

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ジャンプのレジェンド葛西紀明 折れない翼を支える信念とは

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今冬の欧州遠征メンバー落選決定から一夜明け、伊藤有希(左)、小林陵侑(右)とともに取材に応じる葛西紀明=札幌市大倉山ジャンプ競技場で2021年10月25日午前11時16分、江連能弘撮影
今冬の欧州遠征メンバー落選決定から一夜明け、伊藤有希(左)、小林陵侑(右)とともに取材に応じる葛西紀明=札幌市大倉山ジャンプ競技場で2021年10月25日午前11時16分、江連能弘撮影

 悔しさは計り知れない。それでも欧州で尊敬を集めるレジェンドは「次」を見据える。北京冬季五輪への出場は極めて厳しくなったノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(49)=土屋ホーム。53歳で迎える2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪(イタリア)に向け、「まだまだ50代もやっていけるぞというのを見てもらいたい」。不屈の心、折れない翼が言葉を紡いだ。【聞き手・江連能弘】

「北京五輪は監督としてサポート」

 ――10月に札幌市であった全日本選手権はノーマルヒル、ラージヒルとも22位。最高峰のワールドカップ(W杯)と下部のコンチネンタルカップの遠征メンバー(計10人)に、名前はなかった。全日本スキー連盟は、遠征メンバーから北京五輪代表5人を選ぶ方針。1992年アルベールビル五輪から史上最多を更新中だった冬季五輪の連続出場は「8」で途切れる。

 ◆正直、悔しいですね。(北京五輪出場は絶望的と伝える)ニュースを見ると、だんだん悔しさが出てきて、…

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【北京オリンピック2022】

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