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世界の舞台で、夢の扉を開いた日本のアスリートがいます。活躍の背景にあるものとは。ワールドスポーツの今を掘り下げます。

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元ドラ1の160キロ右腕がみた米野球界 「挑戦」と「現実」

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ドジャースとマイナー契約を結び、鈴木陽吾・日本担当顧問(右)と握手する北方悠誠=2019年5月30日午前11時42分、李舜撮影
ドジャースとマイナー契約を結び、鈴木陽吾・日本担当顧問(右)と握手する北方悠誠=2019年5月30日午前11時42分、李舜撮影

 投打にわたる「二刀流」の活躍で大きな注目を集めた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)。華やかな世界の一方で、夢をつかめるのはほんの一握りだ。今年、マイナーリーグからメジャーを目指した最速160キロの元ドラフト1位右腕が、「現実」を語った。

3度目の渡米も運悪く

 今年3月。米アリゾナ州では、名門ドジャースのスプリングキャンプが開かれた。傘下のチームに所属する選手約200人が一堂に会する。

 「化け物がいましたよ。ドミニカ人の16歳の捕手とか。(同い年にあたる)日本の高校1年生と比べても全然違います。160キロを投げる投手がごろごろいるけれど、簡単に捕球するし、普通にホームランを打つ。木のバットでですよ」

 そう目を丸くして語るのは北方悠誠(きたがた・ゆうじょう)(27)。「世界って広いなって思いました」と続けた。

 北方は、佐賀・唐津商高で最速150キロ台を誇る本格派右腕として3年夏の甲子園に出場し、2011年のプロ野球ドラフト会議で横浜(現DeNA)から1位指名を受けて入団した。しかし…

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