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新潟県燕市の機械メーカー、フジイコーポレーションが、AI(人工知能)を搭載した四輪駆動乗用草刈り機・MG1022X-Aiを新たに開発した。従来の同型機をアップグレードしたもので、9月に販売を開始した。草刈り機へのAI搭載は業界初とされる。
「操作が楽になり、特にコーナーを回る時や発進時に違いが感じられる。使っているうちにAIが学習して段々と好みに合っていき、AIが作動しているかどうかわからないほどの乗り心地になる」。藤井大介社長(64)はAI搭載草刈り機の魅力をこう説明する。2019年には小型除雪機にAIを搭載。今後、高所作業機などラインアップをさらに広げていくという。
AIという言葉が日々飛び交うようになる中、「技術者として、やはり(製品に)取り込まなければならない」と思ったのが、藤井社長がAIに着目したきっかけだ。AIを搭載した製品の開発を「製造業のバージョンアップ」と捉えている。
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