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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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/8 三菱自動車倉敷オーシャンズ 社業と両立「不利じゃない」

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プロ野球ドラフト会議でロッテに3位指名された三菱自動車倉敷オーシャンズの広畑=倉敷市の三菱自動車水島製作所で2021年10月11日午後6時47分、岩本一希撮影
プロ野球ドラフト会議でロッテに3位指名された三菱自動車倉敷オーシャンズの広畑=倉敷市の三菱自動車水島製作所で2021年10月11日午後6時47分、岩本一希撮影

 11月28日開幕の第92回都市対抗野球大会。出場全32チームの魅力を担当記者が伝えます。32回連載の8回目は倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ。野球と社業を両立する姿を追いました。<次回は23日朝公開予定>

エースも1日9時間のデスクワーク

 10月11日にあったプロ野球ドラフト会議。2年目右腕の広畑敦也投手(23)はロッテから3位指名されると、記者会見場に現れて笑顔でガッツポーズした。その姿はネクタイこそ締めているものの、作業着。花束は普段から机を並べて仕事をする同僚から受け取った。

 広畑は最速154キロを誇り、前回の都市対抗で新人賞にあたる若獅子賞を受賞した。そんなエースでも、普段は三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市)の総務渉外部で文書管理などを担当する。1日9時間のデスクワークをこなしつつ、練習グラウンドに立つのが流儀だ。ドラフト当日も午前6時半から勤務し、職場で指名を待った。興奮覚めやらぬドラフト翌日も、いつも通りに出勤。「なかなか寝つけなかった」と笑いつつ、「(ドラフト翌日も)しっかり仕事をこなしました。これが本業なので」と自然体だった。

 都市対抗の出場チームで、野球とフルタイムの仕事を両立するケースは多くない。しかし、三菱自動車倉敷オーシャンズは24人の選手全員が社業と両立している。三菱重工広島で9年間プレーし、今季加入した内野手の渕上大地(31)は「以前の会社では平日の午後はほとんど練習に充てられた。こんなに働いているとは思わなかった」と驚きを隠さない。

 野球と社業の両立は一見、困難に思える。だが、広畑はこう言う。「社会人として働くことで、練習時間は大学時代より減った。だけど、…

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