飲食店の人数制限、大阪府は12月以降も継続へ　年末年始控え警戒

　大阪府の吉村洋文知事は22日、府が新型コロナウイルス対策として飲食店に対し、11月30日を期限に要請している「同一テーブル4人以内」の人数制限について、12月1日以降も継続する考えを明らかにした。忘年会や新年会で会食が盛んになる年末年始に、感染拡大を抑える必要があると判断した。11月25日に開く対策本部会議で専門家の意見を踏まえた上で正式に決定する。

　吉村知事は府庁で記者団の取材に、昨年末から年明けにかけて感染者が急激に増える「第3波」が起きたことを指摘。忘年会シーズンを迎える12月1日以降に関して「感染対策を気を付けなければならないシーズンだ」と強調した。