韓国の全斗煥元大統領が死去 90歳 光州事件などで死刑判決

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
全斗煥(チョン・ドゥファン)元韓国大統領=駐日韓国大使館提供
全斗煥(チョン・ドゥファン)元韓国大統領=駐日韓国大使館提供

 韓国で1979年に起きた粛軍クーデターを国軍保安司令官として指揮した全斗煥(チョンドゥファン)元大統領が23日午前、自宅で死去した。90歳だった。聯合ニュースが伝えた。持病があったという。

 31年、慶尚南道陜川(キョンサンナムドハプチョン)生まれ。陸軍士官学校卒業。軍事クーデターで権力を握った朴正熙(パクチョンヒ)大統領に登用され、ベトナム派兵部隊の連隊長を務めた。国軍内部を統括する保安司令官だった79年、朴大統領暗殺事件の捜査を指揮。同年末、上官にあたる戒厳司令官を逮捕する「粛軍クーデター」で軍の実権を掌握した。

 80年5月には、金大中(キムデジュン)氏(元大統領、2009年8月死去)ら有力政治家を一斉に逮捕した。これをきっかけに、金大中氏の地盤である光州市で市民らが武装して軍と衝突し、多数の死傷者が出る「光州事件」が発生した。

この記事は有料記事です。

残り564文字(全文935文字)

あわせて読みたい

ニュース特集