イスラエル・パレスチナ紛争に影落とす「水問題」

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 水不足が深刻化する中東では、イスラエルとパレスチナの紛争にも水問題が影を落としている。だが草の根レベルでは市民の協力で解決を目指す動きも出始めた。水資源争奪戦に終止符は打てるのか。【エルサレム三木幸治】

 イスラエルによる封鎖政策が2007年から続き、「天井のない監獄」と呼ばれるパレスチナ自治区ガザ地区。同じパレスチナのヨルダン川西岸同様、ここでも水不足が深刻化している。

 「水道水は塩辛くてとても飲めない。毎日20リットルの飲料水を買っています」。ガザ市北部の難民キャンプに住むファイザ・アムラさん(61)はそう語った。

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