ポリオ撲滅へ ヒット1本でワクチン1本 北名古屋の少年野球

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五回裏2死一、三塁、沓名悠選手(左)が左越え二塁打を放ち、北名古屋ホークスがコールド勝ち。ホークスはこの試合で、ワクチン6本分となるヒット6本を記録した=愛知県豊明市沓掛町の勅使グラウンドで2021年11月14日午後2時58分、荒川基従撮影
五回裏2死一、三塁、沓名悠選手(左)が左越え二塁打を放ち、北名古屋ホークスがコールド勝ち。ホークスはこの試合で、ワクチン6本分となるヒット6本を記録した=愛知県豊明市沓掛町の勅使グラウンドで2021年11月14日午後2時58分、荒川基従撮影

 ヒットを1本打つたび、世界の子どもたちにポリオワクチン1回分の資金約20円をユニセフに寄付する活動に、愛知県北名古屋市を拠点とする少年野球チーム「北名古屋ホークス」が取り組んでいる。今年度のヒット数は14日までの57試合で計299本。チーム代表の早川憲二さん(51)は「好きな野球で社会貢献ができるので、子どもたちはがんばってくれている」と話す。【荒川基従】

 北名古屋ホークスは14日午後、豊明市の勅使グラウンドで第40回桶狭間少年野球大会の2回戦に臨んだ。一回表に1点先制されたが、二回裏に2点を奪い逆転。五回には先頭打者が左前安打で出塁すると敵失などで得点を重ね、2死一、三塁の好機に沓名悠選手(小6)が左越え二塁打を放ち、コールド勝ちを決めた。ホークスはこの試合、ワクチン6本分となるヒット6本を記録した。

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