ネット差別「法整備を」 川崎市・ヘイト条例、在日3世ら議論 /神奈川

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パネルディスカッションで川崎市の条例の意義を訴える師岡康子弁護士(右から2人目)と崔江以子さん(同3人目)=川崎市川崎区で2021年11月23日、洪玟香撮影
パネルディスカッションで川崎市の条例の意義を訴える師岡康子弁護士(右から2人目)と崔江以子さん(同3人目)=川崎市川崎区で2021年11月23日、洪玟香撮影

 外国出身者やその子孫に対するヘイトスピーチに刑事罰を科す川崎市の「差別のない人権尊重のまちづくり条例」の現状と課題を問う講演会「地域から人種差別をなくそう」(在横浜韓国総領事館主催)が23日、同市川崎区の「カルッツかわさき」であった。

 講演会は2部制で、まず多文化総合教育施設「市ふれあい館」館長で在日コリアン3世の崔江以子(チェカンイヂャ)さんが基調講演。崔さんは「条例は意義があるが課題もある。(在日外国人の)子どもがルーツを隠さず胸を張って生きられる社会を…

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