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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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衆院選を振り返る

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=小川昌宏撮影
=小川昌宏撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな課題が顕在化する中で衆院選は行われた。有権者の関心が高まらず、投票率は6割にも届かなかった。獲得議席数は、事前の予測を覆し、自民党は小幅の減少にとどまった一方、立憲民主党は大敗を喫した。こうした結果を、どのように読み解いたらよいのか、3人の識者に聞いた。

「顔」「風」なく地力勝負に 伊藤惇夫・政治アナリスト

 全体的な印象は、「顔」なし、「風」なし。日本維新の会にそよ風が吹いたくらいかな。小選挙区比例代表並立制が定着して以降の有権者の動向を調べると、候補者個人ではなく、支持政党やリーダーの魅力で選ぶことが多くなっている。「小泉(純一郎)さんの自民党」「小沢(一郎)さんの民主党」「安倍(晋三)さんの自民党」のように。でも、今回、「岸田(文雄)さんの自民党」とか「枝野(幸男)さんの立憲民主党」と投票した人…

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【第49回衆院選】

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