新型コロナ 迫る第6波、楽観禁物 年末年始・寒さ、引き金に 波は低い?変異株に注意

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 新型コロナウイルスの感染状況は11月現在、2020年夏以降で最も落ち着いており、大阪府では感染者が10人未満の日もある。しかし専門家は「感染の第6波は確実に訪れる」と口をそろえる。何をきっかけに感染は再拡大するのか。そもそも、本当に波は来るのか。関係者や専門家の証言をたどった。

 大阪府では第5波のピークだった9月1日に3004人の新規感染者を確認して以降、急激に感染者が減少。10月15日以降は100人未満の日が続き、11月1、15、22日は1桁だった。9月末に緊急事態宣言、10月25日には飲食店への営業時間短縮や酒類の提供制限などの要請も全面解除されたが、感染の再拡大には至っていない。感染者の減少に伴い、病床の状況も改善。9月9日に286人いた重症患者は、11月23日には8人にまで減った。

 「コロナの入院患者がゼロになる日もあり、平穏を取り戻した」。第5波で軽症・中等症患者を受け入れた大阪暁明館(ぎょうめいかん)病院(大阪市此花区)の西岡崇浩事務長はほっとした様子で話す。同病院では、8月後半にコロナ用の全19床がほぼ埋まる日が続いたが、11月10日以降はコロナ患者の入院はゼロになる日も。8月は40%を超えていた発熱外来患者の陽性率も、10月には6%程度に減り、11月はさらに低下して…

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