配達中にクレカ着服容疑 日本郵便課長代理を再逮捕 警視庁

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警視庁赤羽署=木原真希撮影 拡大
警視庁赤羽署=木原真希撮影

 配達の途中に他人名義のクレジットカードが入った郵便物を着服したとして、警視庁赤羽署は24日、千葉県松戸市中根、日本郵便社員、阿部淳一(あつひと)被告(34)=詐欺罪で起訴=を業務上横領容疑で再逮捕した。着服した複数のカードを使って100万円超に相当する家具などを詐取したとみて調べる。

 阿部容疑者は赤羽郵便局(東京都北区)の配達員で、役職は第1集配営業部課長代理。逮捕容疑は今年8月3~4日、北区の30代女性名義のクレジットカードが入った封筒1通を配達せずに横領したとしている。

 赤羽署によると、阿部容疑者は容疑を認め「家具を買いたかったが、自分の金を使いたくなくて他人のカードを使った」と供述しているという。女性から「申し込んだカードが自宅に届かないので、カード会社に問い合わせたら不正に使われていた」との相談があり、発覚した。

 阿部容疑者は8月、この女性のカードを使って約2万7000円の机や棚などを購入したとして逮捕、起訴された。自宅や自家用車から株主優待券や商品券などが押収されており、赤羽署は数十件の郵便物を横領したとみている。

 日本郵便は「お客様の信頼を損なうことになり、深くおわびする。こうした事案が発生しないように指導を徹底していく」とコメントした。【安達恒太郎】

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