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入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

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「入管職員から暴行」収容者、賠償求め提訴 「動物のような扱い」

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東京出入国在留管理局=東京都港区で、本社ヘリから 拡大
東京出入国在留管理局=東京都港区で、本社ヘリから

 東京出入国在留管理局に収容中に職員から暴行を受け、腰の骨を損傷して歩行に支障が生じるようになったとして、米国人男性のマーク・ゴードンさん(52)が24日、国に3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、ゴードンさんは1999年、「日本人の配偶者」として来日。ヘルニアの手術のため2013年に米国に帰国し、18年11月に日本に再入国しようとしたが、出国時に認められた再入国期限が過ぎていたため上陸を拒否された。帰国に応じず、東京入管に収容された。

 20年6月、新型コロナウイルス対策として配られたせっけんを受け取らなかったところ、8人程度の職員たちに膝を使って頭や腰を押さえつけられ、後ろ手に手錠をはめられて腰などを蹴られたとしている。21年5月に仮放免を許可された。

 ゴードンさんは提訴後の記者会見で「動物のように扱われた。今も腰が痛み、夜も当時のことを思い出して眠れない」と話した。出入国在留管理庁は「訴状の内容を検討して適切に対応したい」とした。【遠山和宏】

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