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第73期王将戦

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「実力以上の結果出せた」 藤井竜王、王将位に挑む 一問一答

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「王将戦挑戦者決定記者会見」で質問に答える藤井聡太竜王=東京都渋谷区の将棋会館で2021年11月24日午後8時43分、長谷川直亮撮影
「王将戦挑戦者決定記者会見」で質問に答える藤井聡太竜王=東京都渋谷区の将棋会館で2021年11月24日午後8時43分、長谷川直亮撮影

 渡辺明王将(37)=名人、棋王=への挑戦権を獲得した藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=は24日、記者会見し「最終局に負けたのは残念だが、実力以上の結果が出せたかなと思う」と振り返った。一問一答は次の通り。

 ――永瀬拓矢王座との一戦を振り返って。

 ◆こちらから動いていって歩損の代償を得られるかどうかの将棋だったかなと思うんですけど。手堅く受けられて、こちらの玉の薄さが出てしまったかなと思います。中盤以降、粘り強い手を選ぶことができなかった場面が続いたので、反省点の多い内容だったかなと感じています。

 ――渡辺王将への挑戦権を獲得したことについて。

 ◆最終局に敗れてしまったのは残念ですが、全体としては自分の実力以上の結果を出せたのかなと感じています。

 ――王将戦では、豊島将之九段の20歳を抜いて最年少挑戦者になる。

 ◆豊島さんが挑戦したシリーズ(2011年1~3月)は、自分もその時(当時8歳)には将棋を始めていたので少しだけ覚えています。年少記録に関しては全く意識はしていないですけど、こうして挑戦できることになったので、シリーズを盛り上げられるように頑張りたいと思います。

 ――七番勝負は、静岡県掛川市、大阪府高槻市、栃木県大田原市、東京都立川市、佐賀県上峰町、島根県大田市を巡って、最後は新潟県の佐渡市になる。楽しみな場所は。

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