夢かなえた「魔法」の車椅子 四肢まひでも「動かしたい」 奥歯で操作、技術者開発

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 障害者を支える技術を提案するコンテスト「ハッカソン・コンペティション」(在日イスラエル大使館、日本財団主催)がこのほど開催され、奥歯をかみしめて電動車椅子を操作する技術を開発、製造した自営業、杉本義己さん(67)=奈良市=と北陸大学医療保健学部講師の服部託夢さん(40)=金沢市=のチームが優勝した。来年2月にスイス・ジュネーブの国連機関で開催される障害者支援のための国際会議「ゼロ・プロジェクト」などで成果を発表する。

 ハッカソンとはハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、与えられたテーマに基づき技術者らがアイデアや試作品を出し合って競う。今回のコンテストは9月5日に開会し、イスラエルと日本から約200人が参加。杉本さんらは四肢まひの障害がある人も、奥歯をかみしめて電動車椅子を自力で操作できる装置を開発して優勝し、賞金5000ドル(約56万7000円)が授与された。

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