東日本大震災

福島第1原発事故 指定廃棄物「進展なく申し訳ない」 副環境相、知事らと面会 /栃木

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福田富一知事(右手前)に面会する務台俊介副環境相(左)と穂坂泰環境政務官(中央)=栃木県庁で2021年11月24日、御園生枝里撮影
福田富一知事(右手前)に面会する務台俊介副環境相(左)と穂坂泰環境政務官(中央)=栃木県庁で2021年11月24日、御園生枝里撮影

 第2次岸田内閣の発足で就任した務台俊介副環境相と穂坂泰環境政務官が24日、県庁と那須塩原市を訪れ、福田富一知事、渡辺美知太郎市長と面会した。東京電力福島第1原発事故で発生した、放射性物質を含む指定廃棄物の県内最終処分場の整備などについて意見を交わした。

 県庁では環境省が最終処分場候補地とする塩谷町について、務台副環境相が「選定して7年がたった。進展がなく申し訳ない」と謝罪、「長期管理施設整備という省の方針に変更はなく、詳細調査ができるよう働きかけを継続したい」と述べた。福田知事は「対話の糸口を探る努力をしてほしい」と求めた。

 一方、農家が一時保管している指定廃棄物を暫定保管場所に集約する「暫定集約」は那須塩原市で開始されているが、那須町▽大田原市▽矢板市▽日光市▽那珂川町――の5市町は検討中。福田知事は「農家の負担軽減が優先。他の市町でも具体的な対策を進めてほしい」と訴えた。

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