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半導体大手・TSMC熊本進出 技能者育成・確保が鍵 経産相視察「大学や高専が連携」

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TSMCの工場予定地を視察する萩生田経産相(右)と、説明する熊本県菊陽町の後藤三雄町長
TSMCの工場予定地を視察する萩生田経産相(右)と、説明する熊本県菊陽町の後藤三雄町長

 世界最大手の半導体受託生産会社「台湾積体電路製造」(TSMC)が日本初の工場の建設を決めた熊本県で、工場進出に向けた動きが加速している。約1500人の先端技術に通じた雇用を創出するとしており、関連業種を含め地元で半導体分野を担う働き手を確保できるかが鍵になりそうだ。【城島勇人】

 「TSMCが日本に根付き、地域と共に歩めるようサポートしたい」。萩生田光一経済産業相は24日、新工場の建設予定地である同県菊陽町の第二原水(はらみず)工業団地(約21・3ヘクタール)を視察し、語った。工場が求める人材の育成について、萩生田氏は「九州の大学と国立高等専門学校が連携し、(半導体の)基礎から実用まで一貫したカリキュラムの開発を検討したい」と述べた。

 新工場はTSMCとソニーグループが共同で建設し、2022年着工、24年の生産開始を目指す。設備投資額は約8000億円と見込み、政府は半導体などの供給網を強化する「経済安全保障」の観点から、約4000億円の補助金を支給する方針だ。

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