東大発スタートアップの挑戦 「起業で日本に灯を」 AI開発「単純作業から解放する」
毎日新聞
2021/11/25 東京朝刊
有料記事
2395文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

日本で最難関と言われる東京大学。卒業生は大企業や国家公務員を目指すのが王道だったが、最近では起業を目指す人たちも増えてきたようだ。東大から世界を驚かせる企業は生まれるのか。若き起業家の挑戦を追った。【松岡大地】
パソコンの画面に、建物の内部を再現した3Dの映像が浮かび上がる。建物に設置したセンサーなどで集めた情報をAI(人工知能)で解析し、現実の世界をほぼリアルタイムにデジタル空間で再現する技術だ。
開発を進めているのは、今年2月に起業したばかりのAI開発スタートアップ企業「燈(あかり)」。プログラミングが得意な東大生ら17人が所属する。平均年齢は21・5歳だ。
この記事は有料記事です。
残り2110文字(全文2395文字)