唐津の競艇場にボルダリング、料理スタジオ… 27日リニューアル

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高さ約4メートル、幅約40メートルと「西日本屈指の長さ」を誇るボルダリング場=佐賀県唐津市で2021年11月25日午前11時28分、峰下喜之撮影 拡大
高さ約4メートル、幅約40メートルと「西日本屈指の長さ」を誇るボルダリング場=佐賀県唐津市で2021年11月25日午前11時28分、峰下喜之撮影

 佐賀県唐津市が運営する「ボートレースからつ」のスタンド棟が改修を終え、27日にリニューアルオープンする。観戦エリアを2階に集約し、1階は「コミュニティエリア」と位置づけて、親子の遊び場やブックカフェ、料理教室が開けるキッチンスタジオ、幅約40メートルのボルダリング場などを整備。「競艇好きでない方も楽しめる施設」に再生させた。

 約53億円をかけ、2019年8月から今月にかけて工事。松浦川河口から上流の同市原に移転した1975年以降、初の大規模改修となった。入場料はレース開催日に限り20歳以上100円。未成年者は無料を維持した。

 目玉の遊び場「BOAT KIDS PARK モーヴィ」は、乳幼児から小学校高学年まで発達段階に応じた4エリアと屋外のアウトドアゾーンを合わせて約1210平方メートル。全国24カ所のボートレース場で6番目に整備された。有料で民間業者が受託運営する。

広々とした遊び場「BOAT KIDS PARK モーヴィ」=佐賀県唐津市で2021年11月25日午前11時26分、峰下喜之撮影 拡大
広々とした遊び場「BOAT KIDS PARK モーヴィ」=佐賀県唐津市で2021年11月25日午前11時26分、峰下喜之撮影

 五つの調理台とテーブル4卓のキッチンスタジオは「焼き肉パーティーも可能」で、1時間当たり一般800円、高校生以下400円で貸し出す。

 1階と3階に計約3300席あった観戦エリアは改修で2階の約720席に集約。女性専用シートや家族向けファミリーシート、車いす席などを設けた。

 市ボートレース企業局によると、競艇は一般会計への繰入金が1953~2020年度の累計で約748億円に達し、今年度も約30億円を予定。舟券のインターネット販売が好調な一方、来場者数はピークだった78年度の1日平均7104人から約500人にまで落ち込んだ。改修では老朽化対策と共に「将来のレース場の在り方を考えてコンパクト化し、地域に貢献できる施設」を目指したといい、「少しでもファンを広げたい」と期待する。【峰下喜之】

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