がん発見、20年4%減 検診での件数も落ち込み、コロナ影響
毎日新聞
2021/11/26 00:00(最終更新 11/26 00:00)
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昨年1年間で、全国の医療機関で見つかったがんの件数が2019年に比べ、1施設当たり平均4・6%減ったとの調査結果を国立がん研究センターが25日発表した。検診で見つかったがんの発見件数を、過去4年平均と比べても12%減の落ち込みになった。特に5月の落ち込みが大きく、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言でがん検診が延期されたり、患者が受診を控えたりしたことなどが影響したとみられる。
20年調査では、全国863施設で23の部位のがんについて集計。20年に医療機関で見つかったがんの件数は104万379件だった。前年の集計がある831施設のデータで比べると、全体では6万409件減り、1施設当たり4・6%減となった。
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