- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
毎日新聞と出会ったのは結婚してからで今年で43年になる。主人は早くに父を亡くした貧しい生活の中、高校の国語教師になりたいとの願いをかなえるため、東京の毎日新聞販売店に住み込み、朝夕刊の配達、集金などの仕事をしながら大学へ通ったという。
朝は4時起き、チラシを差し込み、自転車の前後にギッシリと束をくくり付けて1回目の出発。配り終えて2回目の積み荷。配り終えるのは7時前だった。夕刊の配達で午後3時には大学を出なければならず、学友と語り合う時間も持てな…
この記事は有料記事です。
残り341文字(全文567文字)