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世界的な原油価格の高騰を受け、ガソリンや灯油、重油の値段が上昇している。米国や日本などが備蓄石油の放出に踏み切ることになったが、量が限定的なため価格を下げるのは難しいとの指摘もある。本格的な冬を前に、さまざまな現場に影響が広がっている。
生産者に厳しく
イチゴの出荷量が近畿で最多の奈良県。ブランド品種「古都華(ことか)」のハウス栽培を手掛ける「辻本農園」(平群(へぐり)町)の辻本真史社長(36)は燃料費の高騰に頭を抱える。
農園ではビニールハウスの暖房と、葉の光合成を促す炭酸ガス発生装置に重油や灯油を使う。燃料費は毎年500万~600万円かかるが、最近の原油価格高騰により「現状でも費用は2割上がっている」。それでも販売価格への上乗せはしないという。
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