サイバー被害の徳島の町立病院 身代金応じず、2億円で新システム
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徳島県つるぎ町立半田病院がサイバー攻撃を受け、患者約8万5000人分の電子カルテが閲覧できなくなった問題で、同病院は26日、犯人側が要求する身代金の支払いには応じず、約2億円をかけて新たにシステムを構築すると発表した。現在は外来患者の新規受け入れをほぼ停止しているが、来年1月4日からの通常診療再開を目指す。
同病院では10月31日、電子カルテなどを扱う院内システムが身代金を要求するコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染。カルテは暗号化され、会計システムもダウンした。英文で「身代金を払わなければデータを公表する」というメッセージがプリンターから印刷された。
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