狙いは格差是正? 大学アメフトのユニホームに表れた変化と思惑

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左胸にメルセデス・ベンツのマーク、右袖に住ゴム産業の「ハイブリッドターフ」のロゴが入った早大のユニホーム(えんじ色)=東京都調布市で2021年10月2日午後4時48分、黒川優撮影
左胸にメルセデス・ベンツのマーク、右袖に住ゴム産業の「ハイブリッドターフ」のロゴが入った早大のユニホーム(えんじ色)=東京都調布市で2021年10月2日午後4時48分、黒川優撮影

 早大はベンツ、東大は富士フイルム――。何の話だろうと思うかもしれないが、これはアメリカンフットボールで各大学のユニホームに入った広告だ。関東学生連盟は今季からユニホームへの広告掲載を認め、さっそく6校が導入した。各校の財政面の支援が主目的だが、大学も企業もプラスアルファの効果を期待している。

 10月24日、東京都調布市のアミノバイタルフィールドで行われた早大―東大戦。えんじ色のユニホームの早大は左胸に高級車の「メルセデス・ベンツ」のマークが光り、右袖には人工芝「ハイブリッドターフ」のロゴが入っていた。東大の白いユニホームの左右の胸には、転職支援サイト「ビズリーチ」と精密化学メーカー「富士フイルム」のマークがあった。

 同連盟は、連盟が主催する試合に限り、ユニホームに最大で4カ所、広告を掲載することを許可した。私立の強豪校と比べて活動資金の少ない国公立大にとっては朗報で、既にノウハウを持っていた東大はすぐに対応した。

 東大はアメフト部を紹介する冊子「イヤーブック」に広告を掲載するなど長年の付き合いがある2社に協力を求め、快諾してもらったという。大学からの資金援助には限りがあるため、以前から部内に「マーケティングチーム」を作り…

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