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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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都市対抗野球・七つのトリビア

最強の応援団は車掌さん NO.1最多受賞も「素直に喜べない」事情

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第77回都市対抗野球大会で、選手たちに声援を送る東京都・JR東日本の応援団とチアリーダー=東京ドームで2006年9月2日、森田剛史撮影
第77回都市対抗野球大会で、選手たちに声援を送る東京都・JR東日本の応援団とチアリーダー=東京ドームで2006年9月2日、森田剛史撮影

 社会人野球の第92回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)が28日、東京ドームで開幕する。全国の予選を勝ち抜いた31チームに前年の覇者を加えたトーナメント制で行われ、「アマチュア界で最高峰の大会」との呼び声も高い。

 プロ野球や高校野球ほどの知名度はないものの、実はプロ野球よりも歴史が長く、数多くのドラマを球史に刻んできた。都市対抗にまつわる七つのトリビア(豆知識)を厳選し、1日1回ずつ紹介していこう。初回は、「車掌さん」たちの応援がなぜ「最強」なのかに迫る。(第1回/全7回)【土江洋範】

コロナで条件付き「華」解禁

 都市対抗には「応援団コンクール」という、もう一つの戦いがあることをご存じだろうか。統率のとれた動きで会場を沸かせるのはもちろん、全国各地の代表が集う大会だけに郷土色をうまく織り込んだ演出が高ポイントとなる。1963年の第34回大会から始まった伝統のイベントで、最も良いパフォーマンスを見せた応援団には「最優秀賞」が贈られる。

 応援は大会を彩ってきた「華」だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は禁止となったが、今年はチアリーダーやブラスバンドの人数制限といった条件付きで解禁された。残念ながらコンクールは2年連続で中止になったが、各チームの応援団は制約の中でも工夫を凝らした演技を見せてくれるだろう。もちろん、最優秀賞を歴代最多の6回獲得している東京都・JR東日本も。

「野球熱」受け継ぐDNA

 五回の攻撃前になると、車掌や運転士の制服を着た一団が「鉄道唱歌」に乗って踊り出す。駅ホーム上での敬礼や「指さし確認」を取り入れたキレのある動きに、会場は大盛り上がり。ダンスが得意な人を呼んでコスプレさせているのかと思いきや、…

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【都市対抗野球2021】

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