アップル社じゃないほうの「アップル」 神戸・ご当地ドリンク、愛され続ける味 なぜかミカン風味

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瓶は「財産」徹底再利用 昭和のころから堅実商売

 「アップル」が人気だ。スマートフォンの新作が出るたびに話題となるあの巨大企業ではない。日本の下町の中小企業が製造している瓶ジュースのことだ。ミカン風味なのに名前がアップル、全国からの注文を断って地元でしか売らないご当地主義……。そんな謎めいたドリンクの原点を探ると、「サステナブル」(持続可能)という経営哲学が見えてきた。

 アップルは見た目が黄色。飲むと甘さは控えめで、ほんのりと酸味がある。味はミカンジュースに近い。瓶や蓋(ふた)に商品名が記されていないのも特徴だ。1本150円前後。販売地域は神戸市長田区と兵庫区の一帯。駄菓子屋やお好み焼き屋、酒屋、銭湯など約150カ所で買うことができる。

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