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建設中の成瀬ダム(東成瀬村)とその周辺地域で猛禽類の生息調査を行っている「成瀬ダムに係るイヌワシ・クマタカ調査委員会」(委員長・小笠原暠・秋田大名誉教授)は24日、今年の調査でニホンイヌワシが3羽確認されたことを明らかにした。イヌワシは、全国で650羽程度しか生息していない国の天然記念物。専門家は「建設地とその周辺が、イヌワシの生息に重要な地域であることを示している」としている。
調査委員会は、2020年11月から今年10月までに62日間の定点調査と8日間の営巣地調査を実施した。その結果、ペアの可能性があるイヌワシの成鳥2羽と幼鳥1羽の生息を確認した。そのほか、クマタカ3つがいとハチクマなどを確認したという。
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