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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む28人が犠牲になりました。

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4時間内に7回超発生 場所や時間特定 第2回検証委 /静岡

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検証委員会の後、記者会見をした難波喬司副知事(左端)と専門家ら=静岡市葵区の県庁で2021年11月26日、金子昇太撮影
検証委員会の後、記者会見をした難波喬司副知事(左端)と専門家ら=静岡市葵区の県庁で2021年11月26日、金子昇太撮影

 熱海市伊豆山地区で7月に発生した土石流の原因を調査する県の検証委員会の第2回会合が26日、県庁で開かれた。県は、住民や建物をのみ込んだ土石流が、4時間以内に少なくとも7回発生していたと明かした。【金子昇太】

 9月開催の初会合はオンラインだったため、対面での会合は初めて。土木工学の専門家や難波喬司副知事、県の技術系職員らが出席した。当初は10月下旬に開く予定だったが、調査に時間がかかり1カ月遅れた。

 県は、住民が撮影した動画と写真(計28点)や消防の通報記録などから発生場所や時間を特定した。第1波は7月3日午前10時28分に発生。小康状態を挟んで午後0時10分までに第6波、午後1時47分以降に第7波があった。散会後の記者会見で難波副知事は「少なくとも7波以上あり、細かく分けると10波以上あった」と述べた。

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