バイオマス発電所、ウッドショックで燃料不足 国産木材需要高まり

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朝来バイオマス発電所=Kenes提供
朝来バイオマス発電所=Kenes提供

 山林伐採後に残された木の切れ端などを燃やして電力にする「朝来バイオマス発電所」(兵庫県朝来市)が新型コロナウイルスの影響による燃料不足で発電量が半減している。コロナ禍でアメリカでの住宅建築が急増して輸入木材が減少。国産木材の需要が高まり、発電所の燃料を工面できなくなっているためだ。売電収益を植林に回し、二酸化炭素(CO2)の吸収に役立てる狙いだったが、思わぬ試練に立たされている。

 発電所は2016年12月に関電エネルギーソリューション(Kenes)が稼働した。県森林組合連合会(県森連)が供給する木質チップ約6・3万トンを燃やし、一般家庭約1万2000世帯分にあたる年間約3700万キロワット時を発電していた。電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で20年間、高値で買い取られている。

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