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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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「哲ちゃんの遺志、ずっと続けて」 中村医師殺害2年で追悼の会

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 アフガニスタンで人道支援活動を続ける福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん(当時73歳)が2019年、現地で武装集団の凶弾に倒れてから12月4日で2年になるのを前に27日、同会主催の追悼の会が福岡市中央区で開かれた。出席者は「中村さんの遺志を継いでいく」と改めて誓った。

 会場は新型コロナウイルス対策で席数を250に制限したが、事前に定員に達した。壇上には中村さんの他、ともに亡くなった現地スタッフら5人の写真も飾られ、冒頭に出席者全員で黙とうをささげた。中村さんの活動をまとめたビデオが上映され、現地スタッフからの「中村先生は私たちの心の中でずっと生きていて、今もその仕事の後を追っています」とするビデオメッセージも寄せられた。

 現地は大規模な干ばつによる食糧危機に加え、8月にはイスラム主義組織タリバンが実権を掌握。欧米各国の経済制裁も加わって活動の継続が難しさを増している。家族代表であいさつした中村さんの長女秋子さん(41)は、アフガンの人口の半分以上が飢餓線上にあるとする国連機関の報告に触れ「何より優先すべきは人の命。生きていくために必要な支援が滞ることは決してあってはいけません」と訴えた。

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【アフガン政権崩壊】

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