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第71期王将戦リーグ特選譜

負ければ「陥落」直接対決は近藤に軍配 猛追の豊島を振り切る

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豊島将之九段との最終局に臨む近藤誠也七段=2021年11月24日(日本将棋連盟提供)
豊島将之九段との最終局に臨む近藤誠也七段=2021年11月24日(日本将棋連盟提供)

 24日に3局一斉に行われた王将戦リーグ最終局では、藤井聡太竜王と永瀬拓矢王座の対局以外にも注目の戦いがあった。今回取り上げる近藤誠也七段-豊島将之九段戦である。両者とも「勝てばリーグ残留、負ければ陥落」という、負けられない一戦となった。

 両者は5期前の第66期王将戦リーグでも対局し、近藤が豊島を降している。

 当時、26歳の豊島は七段で、タイトル獲得はまだ成し遂げていなかったが、20歳で王将戦に挑戦するなど挑戦経験を積み、期待の若手だった。一方、20歳だった近藤は四段でリーグ初参加。豊島を破ったものの、2勝4敗で陥落した。

 現在、近藤はまだタイトル挑戦、棋戦優勝はないが、順位戦ではB級1組に上がり、若手の注目株である。残留をかけて戦う相手が、初参加のリーグで初白星を奪った豊島というのは運命的でもある。今期は前回以上の成績を残している近藤。どんな成長ぶりを見せたのか。【山村英樹】=▲は先手、△は後手

第71期ALSOK杯王将戦リーグ7回戦

2021年11月24日

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