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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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/23 監督から「戦力外」通告 JR東日本、山田龍聖の苦悩 

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都市対抗東京2次予選の第3代表決定戦当日に巨人からドラフト2巡目で指名を受け、試合後に写真撮影に応じるJR東日本の山田=東京・神宮球場で2021年10月11日、西夏生撮影
都市対抗東京2次予選の第3代表決定戦当日に巨人からドラフト2巡目で指名を受け、試合後に写真撮影に応じるJR東日本の山田=東京・神宮球場で2021年10月11日、西夏生撮影

 11月28日開幕の第92回都市対抗野球大会。出場全32チームの魅力を担当記者が伝えます。32回連載の23回目は東京都・JR東日本。プロの道に進む若き左腕の苦悩の日々を追いました。<次回は28日午前11時公開予定>

巨人ドラフト2位指名の左腕

 今秋のプロ野球ドラフト会議で、巨人から2位指名を受けたJR東日本の高卒3年目左腕・山田龍聖(21)。9月下旬に始まった都市対抗東京2次予選では、自信を持ってマウンドに上がっていた。きっかけは雨のマウンドだった。

 「足の裏全体で土を捉える感覚をつかんだんです。これまであまり意識したことなかったのですが、足の裏を使った投球で足の動かし方のコツが分かり、コントロールだけでなく、球のキレがよくなりましたね」

 そう語る山田。9月2日のENEOSとのオープン戦で、雨でぬかるむマウンドに立った時のことだ。四回途中から登板し、足場が悪く、試行錯誤しながら投球を続ける中で偶然、その感覚をつかんだ。試合終了の八回まで無失点を続ける好投。「いい感触を持って2次予選に入ることができ、あとは実戦で成果を発揮するだけでした」。ところが、大きな試練が待ち受けていた。

 富山・高岡商時代に甲子園で力投し、全国に名を広めた山田はプロ入りを目指し、社会人の名門・JR東日本に進んだ。1年目は堀井哲也前監督(現慶大監督)の方針で体作りに専念して公式戦での登板はなく、浜岡武明監督(49)が就任した昨季から、実戦登板の機会が増えた。だが、3年目を迎え…

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